ホームページは必要?SNSとの違いを解説
「ホームページって本当にいるのかな?」「SNSだけで集客できるって聞いたし、別にホームページいらないんじゃない?」そんな声を耳にしたことがある方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
ホームページって本当に必要ない?ホームページにも大事な役割があるかも?
SNSとホームページそれぞれの特長や違いを踏まえ、ホームページの必要性を検証していきます。

1. SNSの特徴
SNSは無料で開設でき、手軽に集客ツールとして活用することができます。広告運用も従来のWeb広告と比較すると費用を抑えて配信することができます。
SNSのメリットは、情報を素早くリアルタイムに多くのユーザーに情報を届け、ユーザーとコミュニケーションをとることができます。うまくユーザーの目に留まれば、新たな顧客獲得へ繋げることも可能です。
●SNSのメリット

●各SNS 日本国内の月間アクティブ数
・Instagram:約6600万
・x(旧twitter):約6700万
・YouTube:約7120万
・Facebook 約2600万
※2025年5月時点
※アクティブ数とは、特定の期間内にサービスを利用したユーザー数
無料で多くのユーザーへ情報発信ができるSNSは万能に思えますが、苦手なこともあります。
気軽に発信ができるゆえに、「情報の確実性」や「発信者が企業に属しているのか?」など判断がつきにくい場合があり、信頼性を獲得することが苦手です。
●SNSのデメリット

2. ホームページの特徴
ホームページは、独自ドメインと呼ばれる世界に一つだけの名称を取得することができ、同じドメイン名を他の人が使うことはできません。
これにより、企業の信頼性を高めるとともにユーザーに安心感を与えることができます。今までの企業の実績、理念や歩み、サービスの詳細を発信することで、お問い合わせや購入に繋げられます。また、見込み客から新たなファンを育成し継続した収益の獲得が可能です。
少し想像してみてください。ご自身がパソコンや、大型家電を購入する時、就職や転職活動のとき、SNSだけで判断せず、企業サイト・ブランドサイトや比較サイトを見て判断しているのではないでしょうか?これが、ホームページの大きな役割になります。
●ホームページのメリット

ホームページは運用するまである程度の予算や時間が必要で、SNSのように気軽に始めることが少し難しい面があります。
また公開しても、すぐ効果が出ることはあまりなく、効果が出るまでには数週間〜数ヶ月かかります。
●ホームページのデメリット

3. 結論どっちも必要?
ホームページとSNSは、集客ツールとしてお互いのデメリットを補うことができます。
よって、ホームページでしっかりした企業情報を公開しつつ、SNSで日々の活動やキャンペーン、新着情報を発信するという「両方活用」が、効果的に集客を加速し、現在の主流です。
結論、ホームページは集客ツールとして重要な役割を果たします。
ホームページとSNS両方運用がベストです。
4. 業種ごとの活用方法例
BtoB系企業(コンサル、IT、製造業など)
・企業紹介、サービス内容、実績、導入事例などをしっかり掲載
・信頼感・安心感の構築がカギ
・実績紹介、社員インタビュー、業界のニュース解説などで「知見」をアピール
・リード獲得のきっかけ作りに
小売・EC(ネットショップ)
・商品の詳細、在庫、購入機能を整えた公式ECサイト
・ブランドイメージをしっかり打ち出せる
・商品紹介、レビュー紹介、使用例の動画などを発信し、購買意欲を高める
・ハッシュタグやリールを活用し拡散狙い
美容・サロン系
・店舗情報、料金、スタッフ紹介、予約フォームなどを掲載
・Google検索(例:「◯◯駅 美容室」)からの集客に強い
・ビフォーアフター写真、スタイリング動画、キャンペーン情報をリアルタイム発信
・お客様との距離感を縮め、来店動機をつくる
飲食店・カフェ
・メニュー、営業時間、アクセス情報、予約機能などの基礎情報を網羅
・Googleマップや食べログと連携しやすくする
・おしゃれな料理写真や店内の雰囲気を投稿
・ストーリーズで「本日のおすすめ」や「空席情報」を発信